こんにちは、けいたろうです。
どう考えても足の速さでかめはうさぎに勝てません。
実際にかけっこの最中に寝るという事は、現実社会ではあり得ませんね。
「うさぎとかめ」が実社会であり得ない訳/無謀な競争


それは、体の仕組みが大きく違うからです。
足の長さや筋肉のつくりを見れば一目瞭然です。長い生物の歴史上、かめは速く走れるように進化してきませんでした。速く走る必要のない環境に適応してきたため仕方がない事なのです。
もし、まともにかめがウサギと競争したらウサギの圧勝だという事は言うまでもありませんよね。
こんな無謀な競争をするなんてことは、百害あって一利ないです。

無謀な競争を繰り返した過去
私自身もそのような経験が2つあります。

1つは剣道をやっていた事です。9年間続けましたが、ほとんど勝てませんでした。手に入れたのは初段(当時の受験者全員合格)の賞状だけでした。防具や高額な昇段審査の受験料と時間を失っただけで何のメリットもありませんでした。剣道をやっておられる人には申し訳ありませんが、私自身にとっては全く無駄な物だったと思います。
もう一つは無謀な就職活動を繰り返したことでした。
結果30社くらい受けましたが、落ちるか合格しても内容がキツそうだったので断りました。結局、就職出来ない結果になりました。就職活動に使った時間とお金を失っただけで何もいい事はありませんでした。
発達障害の私がまともな企業に入れる可能性などある訳ないのです。まるで、かめがうさぎに競争し続けたようなものですね。
今は障害者枠で働いているので良いですが、あのような無謀な事を繰り返したことを反省しています。
かめにもメリットが

しかし、かめには硬い体で身を守るなど、足の速さ以外の部分では光るものがあります。
硬い体があるから、捕食され難く足速くなくてもいい訳です。つまり、ウサギのように速く走って敵から逃げる必要がない訳です。童話のように「足の速さ」だけで考えてはいけない訳ですね。
第一、チーターなどのもっと足の速い道津物にはウサギとて勝てない訳です。この世の中では速ければ良いという物ではありません。
自然界で大切なのは自分の身を守るか守れないかです。必ずしも足の速い物が勝者とは限りません。
勝てそうなステージで勝負しろ!
孫子の兵法に「善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり」とあります。
私自身も明らかに出来ない「剣道」を捨てました。それに、職業を障害者枠にして健常者としての道を捨てました。
孫子の兵法には「善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり」以外にも沢山の兵法が載っています。
古代中国の兵法ですが、現代社会にも当てはまる部分が多いです。この本を読み孫子の兵法を理解しましょう。あなたの物のとらえ方も変わると思います。


明らかに負けると思われる戦いは、極力するべきではありません。時間と労力の無駄遣いするだけなのです。
