八重山諸島

神が宿る島 魅惑の竹富島!In 沖縄

神が宿る島 魅惑の竹富島!In 沖縄

こんにちわ
元沖縄在住のライターYです。

今回は、人気の沖縄にある離島「竹富島」についてご案内させていただきたいと思います。
長引く新型コロナの影響で観光客が激減したとはいえ、未だ根強い人気の沖縄。
ダイビングなどでバカンスを楽しむ観光客のみならず、ウェディングに沖縄の離島を選ぶ人たちも多いようです。
上の写真は、石垣島の、とあるホテルのプライベートビーチ。
ウェディングセレモニーのセッティングの一部です。
沈みゆく夕陽が、なんともロマンティックですね~
きっと一生忘れられない素敵な結婚式になることでしょう。
マスクを外し、自由にどこへでも旅行に行ける日が来ることを願うばかりです。

さて、沖縄の離島への表玄関といえば、石垣島。
飛行機で石垣島へ飛んだら、街の中心部にある「ユーグレナ離島ターミナル」から八重山諸島の各離島へフェリーで移動です。
石垣島から一番近い島といえば竹富島。
フェリーで片道約10分ですから、日帰りで行けるのも人気のヒミツ。

★入島税を支払う協力を!!
実は、竹富島に行くときは、住人以外の人は入島税(入場料のようなもの)を支払う義務があるのです。
団体旅行では、料金に含まれていることが多いのですが、個人で行く場合は離島ターミナル内にある自動販売機で購入しなければいけません。
しかし、これは強制ではないので意外と知られていないのです。
竹富島観光案内のYouTube動画や様々な記事を見ても、この入場税についてのアナウンスがされていないように思います。
でも、できることなら支払っていただきたいです。
任意で、お一人当たりたったの300円。
島の美しい自然を守るために協力することは、とても大事なことではないでしょうか。
自然環境保全活動費として使用されます。
できることなら、ぜひとも忘れずに協力してくださいね。

小柳ルミ子のヒット曲のモデル

竹富島といえば、「星の砂」が有名ですが、実は小柳ルミ子のヒット曲『星の砂』のモデルになったのが、竹富島のカイジ浜なのだそうです。
この歌をご存じの方にとっては、懐かしい思い出かもしれませんね。

星の砂とは

ところでこの星の砂、実は、砂じゃないって知ってましたか?

名前の如く、星の形をしているのですが・・実は、有孔虫(ゆうこうちゅう)という生物の死骸。
死んだ有孔虫の殻が、「星の砂」と呼ばれているのです。
意外や意外、ロマンチックな「星の砂」が、実は虫の死骸だったなんて・・
でも、とても美しい海岸ですから、ぜひ手のひらを砂に押し付けて星の形をした星砂を探してみてくださいね。

カイジ浜(皆治浜)

星の砂ビーチとして知られているカイジ浜では、砂浜で砂をすくうと星砂を見つけることができます。
ここで星砂を見つけると「幸せになれる」という言い伝えがありますよ!

幸運の「星の砂」、見つかるといいですね。

何もしない贅沢!!
皆様は、贅沢とは、いったいどのようなことだと考えますか?

豪華なお食事?
豪華客船の旅?
豪勢にショッピング?

個人差はあると思いますが、日本人は「何もしない」という事に不安を覚えるのでしょうか・・
旅に出ると、時間がもったいないからと、あちこち回って観光しがちです。
もちろんそれが、、決して悪いわけではないのですが、、
記録ではなく、記憶に残る思い出づくりもよいものです。

たまには・・・、

何もしない究極の贅沢な時間!

を、味わってみてはいかがですか。

ここカイジ浜を含め、竹富島のビーチ周辺には、お土産物屋、飲食のできる店、いわゆる「海の家」的な場所などは一切ありません。
トイレ(決まった場所以外)もドリンク類の買える自動販売機すらないというのにも驚きです。
そして、余計な看板や派手なイルミネーションも全くありません。
美しい海や自然を楽しむのに、余計なものは一切排除。
なんでもかんでもビジネスにして、金もうけ主義に走っているといっても過言ではない今の日本からしてみると、このような場所は貴重です。

『竹富島憲章』とは
カイジ浜をはじめ竹富島内には、意外にも、どこにもゴミが落ちていない。と感じます。
実は竹富島では、美しい島を守るため、「売らない、汚さない、乱さない、壊さない、生かす」という5つの基本理念を「竹富島憲章」と制定して、街並みや伝統行事、伝統技術を守っています。
八重山諸島の一大観光地となっているのに、大型ビルやショッピングセンターなどの土産物屋が一切ないことは、本当に、本当に、、称賛に値することだと思いませんか。
観光客も見習って、自分のゴミは必ず自分で持ち帰ることを徹底したいものです。

★竹富島の歴史
さてここで少し簡単に竹富島の歴史についてご紹介したいと思います。
竹富島は、太古の昔に隆起サンゴ礁によってできた島のひとつです。
島全体が「西表石垣国立公園」に含まれており、「石西礁湖(せきせいしょうこ)」という日本最大規模のサンゴ礁に囲まれています。

竹富島は、周囲約9㎞のとても小さな島ですが、赤瓦の並ぶ集落は「重要伝統的建造物群保存地区」に登録されています。
人口はたったの350人程度。
信号機もない、コンビニもない、日が沈むと真っ暗になるような島ですが、観光客はここ数十年で激増。
2014年ごろには51万人を超えました。
その背景には、石垣島から最も近くアクセスがよいので日帰りできることや、八重山諸島を周遊できるフェリーのチケットが充実したことなどが挙げられます。

神が宿る神聖なる島

竹富島が「神が宿る島」だと言われているのは、なぜなのでしょうか。

八重山諸島の中で、最初に神がつくった島という伝説もあるように、島内には至る所に御嶽(オン)と呼ばれる祈りを捧げる場所があります。
この島では神に祈りを捧げる祭礼は、なんと年に20回もあるのですが、その中でも最も有名なものは「種子取祭(タナドゥイ)」
この祭り、600年以上も前からつづく竹富島の伝統行事で、国の重要無形民俗文化財にもなっているのです。

余談ですが、沖縄の人々は人が亡くなると墓地へ埋葬し(昔は土葬でした)、その後、親戚縁者が集まってお墓の周りで盛大に飲み食いをして踊ったり歌ったりしていたという風習があったそうです。
なんとなく南の島らしい習わしですね。

キジムナーとは?
キジムナーって、何のことかご存じですか?

沖縄で古くから言い伝えられている「キジムナー」は、ガジュマルの木で暮らす精霊(妖怪)。
赤い髪で、背丈は人間の子供くらいだと言われています。

沖縄の観光施設やTV局などのマスコットキャラクターとしても用いられ、沖縄県民ならだれもが知る、おなじみの存在です。

所説ありますが、いわゆる妖怪とはちょっと違い、キジムナーには性別があり大人になると結婚をして家庭を持つ。
そして中には人間に嫁ぐものもいるそう。
しかし、精神年齢はいつまで経っても子供レベルで、いたずら好きな一面もあるのだとか。

食事は魚介類が中心で、なかでも魚の左目が大好物。
漁港で目玉がない魚がいたら、キジムナーの仕業だとも言われています。
キジムナーを連れて漁に行くと必ず大漁になるという言い伝えもありますよ。

また、キジムナーと仲良くすると、お金持ちになれるとか。
さあ、
竹富島のあちらこちらで見かけるガジュマルの木をよ~く観察して、キジムナーを探してみてくださいね。
幸運が訪れるそうですよ!

えっ?
見えない?

なんと、キジムナーは、、

心優しい人にしか、見えない。 そうです!!

さて、次に、ご紹介するのは、美しいビーチ!
コンドイビーチ
竹富島を代表する美しいビーチで、見渡す限りエメラルドグリーンに輝く遠浅の浜辺が広がっています。
干潮時には歩いてサンゴ礁の近くまで行けるので、サンゴや泳いでいる魚を見ることができるんですよ。
八重山諸島の中でも屈指の美しいビーチとして知られています。

海水浴もいいけれど、海辺でボーっとする時間も極上のひととき。

★カイジ浜とコンドイビーチへのアクセス方法


①石垣島からフェリーで竹富島へ到着したら、港の観光案内所へ行ってレンタサイクルを利用し島内を自転車でまわる。
*時期によってはかなり日焼けをするので防止やタオル、日焼け止め必要。
②石垣島の離島ターミナルでフェリーのチケットを購入する際に、往復チケットとレンタサイクル、水牛観光などセット売りを選ぶ。
*竹富島到着後、港にミニバスが迎えに来ているので、それに乗って中心部の案内所へ移動。

観光開発問題
コンドイビーチの周辺には、たくさん看板が立てられており、なにやら手書きの文字がみえます。

リゾートホテルの建設反対!!の看板で、地元住民たちが書いたもの。

コンドイビーチ近く、およそ2.1ヘクタールに、ある会社が赤瓦の木造平屋を50室分建てるという計画で、2016年に開発許可がおりたようなのです。
いまだに工事ははじまっていないのですが、コロナの影響と地元住民の強い反対があるのでこの先どうなるのか見通しはついていないそう。

実は、2012年に星野リゾートが「星のや竹富島」を開業し現在に至っているのですが、島の家屋と同じ赤瓦を使った平屋の建物になっています。
島の景観に配慮したホテル建設は、リゾート開発のお手本といえるかもしれませんね。
もちろん最初は、猛反対があったはずなのですが、今は竹富島の美しい景観と非常にマッチしたランドマーク的なホテルといえます。

主だった産業もない質素な島は、観光客を受け入れることで経済を潤す必要がある一方で、美しい自然を守りつづけていく責任もある。
そんな、やりきれない厳しい葛藤が、これからもっと増えていくかもしれないですね。

水牛観光に参加してみよう!
1周約30分の水牛車に乗って、のんびりゆったりと赤い屋根瓦の伝統的な家屋が並ぶ街並みを巡ってみてはいかがでしょうか。
屋敷の周りは、石垣で囲まれブーゲンビリアが咲き乱れる南国独特の雰囲気が感じられます。
時々、水牛が立ち止まり、用を足すのもなかなかお茶目。
ガイドさんが始末をするまでのんびり待つのも楽しみのひとつ。
ほんとに、時の流れがゆったりとして、日頃の忙しさを忘れられる有意義な時間になりそうです。

さて、ここで簡単なクイズといきましょう。

① Q:道路や家屋の周りが白い砂なのはなぜだと思いますか?

A:あえて、島の至る所に浜辺から運んできた白い砂を敷いている。
・毒を持ったウミヘビがいるのがわかるようにするため。
・夜は、ほとんど街灯がないので地面が白いと月あかりで道がわかりやすい。
・月明かりに照らされて、白い砂に混じった貝殻が光って道しるべの役割を果たすから。

② Q:山がないのに水はどこから引いているのか?

A:石垣島から海底のパイプを通り運ばれてくる。
昔は雨水を貯めて使っていた為、今でも古い貯水槽が残されている。

③ Q:家屋を囲む石垣は何を使用しているの?
A:サンゴを積み上げてつくったもの

★竹富町(たけとみちょう)は八重山諸島最大の西表島をはじめ、波照間島(はてるまじま)など周囲の多くの離島を町域に持ち、町役場は石垣島の石垣市にあるという珍しい自治体です。
また、離島の住民には特別な証明カード(身分証明としても使える)が配布されます。
このカードは常に携帯する必要があり、ホテル宿泊の際などに提示すると離島住民特別割引が受けられます。

ブーゲンビリアが咲く白い砂の道

水牛車観光(それぞれ牛にも名前がつけられているのがおちゃめ)

水牛観光の合間に、ガイドさんが三線(さんしん)という沖縄の三味線を引きながら島唄を歌ってくれるのも楽しい思い出。
観光後には、引いてくれた水牛ちゃんと一緒に写真撮影もできますよ。
竹富島を訪れたら、ぜひ参加してみてください。

まとめ

竹富島は、美しい星砂のビーチに見られるように全島ほとんどが隆起サンゴからできています。
その上水不足で農耕地には適していないため、江戸時代には西表島まで行って米を作っていたといいます。
昔から、質素な生活を強いられてきた島の人々にとって、美しい自然と伝統家屋はきっと「宝」なのでしょう。
島の人々の、自然保護に対する切なる「思い」を少しだけ理解していただき旅をするのも有意義な時間になるのではないでしょうか。
まだまだ、収束の出口が見えない新型コロナウイルス。
世界中の人々が戦っている今、観光産業だけが主な収入源だった島の人々の生活はいったいどうなっているのでしょうか。
観光客が減った分、自然は元通りに生き返ったような気もします。
どうか、世界に平和な日々が訪れますように!

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