熱中症対策は気温ばかりを気にしてもダメ/ 湿度も関係している
環境省の熱中症予防情報サイト(参照)によると、熱中症対策は暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)を考える必要があるとのことでした。
「WBGT:湿球黒球温度」とは人間の熱バランスに影響の大きい
1.気温
2.湿度
3.輻射熱(ふくしゃねつ)
(日射により受ける熱や、地面、建物、体などから出る熱です。温度が高い物からはたくさん出ます。)
※ これら3つに加え、風(気流)も指標に影響します。
環境省のサイトより引用(一部編集)

気温だけではなくて湿度も関係してくるという事ですね。
実際に海外の熱帯地域に行ったことがあります。そこでは、確かに30℃以上気温でしたが、湿度がそれほど高くないので気持ち良かったです。
現に湿度が高いと、体内から熱を放出する能力が低下してしまいます。汗が蒸発しにくくなることが原因です。それで熱中症になってしまう訳ですね。
新型コロナと熱中症対策の二刀流
新型コロナ対策をしながら、熱中症対策もしないといけません。
肺炎という冬に流行する病気の対策と、熱中症と言う夏の問題が重複するというのは今までに例がありません。
非常に厄介な展開ですが、冷静に対処するしかありません。
「環境省」や「厚生労働省」のサイトを参考にしながら、双方の対策をとっていきましょう。
※複数の事を同時にすることが難しい発達障害者は特に注意しましょう。
山陰地方は特に蒸し暑い
私の住んでいる島根県は全国的にも湿度の高い地域です。湿度の高さを逆手に取り「美肌県」としてPRしているくらいです。私自身もこの時期は外出を大幅に控えています。

肌にはいいかもしれませんが、山陰に来られる方は十分に注意してください。