元石垣島在住ライターがご案内!
絶対行ってみたい「南の楽園・石垣島のスポット」をご紹介

日本最南端のリゾートアイランド沖縄の魅力は、なんといってもコバルトブルーの美しい海。
なかでも石垣島の海は、抜群の綺麗な透明度で知られています。
そんな美しい海に接する砂浜は、まるで白く輝く絨毯。
シュノーケリングやマリンスポーツなどのアクティビティが盛んに行われています。
また、ダイビングスポットも多いので、足を延ばして離島にも滞在してみたいですね。
満点の星や夕陽の美しさも、きっと忘れ難い思い出になることでしょう。
なんとなく日本にいることを忘れてしまいそうな、エキゾチックな魅力がいっぱい詰まった沖縄は、ここ数年人気が増すばかり。
コロナウイルスの影響で海外旅行ができない今、日本にいながらにして異国情緒を楽しむには最高の場所といえるでしょう。
また、石垣島を一周すると気が付くと思いますが、宣伝などの看板が意外に少ないです。
これもひとえに、自然を愛する島の人々の考え方ゆえ。
ぜひ、後世に引き継いでいきたいものです。
さて、そんな石垣島は、実はビーチ以外にも穴場スポットがあるんですよ。
もしも雨が降ってビーチに行けない時は、鍾乳洞がおすすめ。
歴史の重みを感じる鍾乳洞は、人が少なく混雑していないのでゆっくりと散策できます。
さてそれでは、はじめて石垣島を訪問する方のために、絶対行ってみたい穴場スポットの数々をご紹介したいと思います。
「石垣島のビーチ」

★石垣島のビーチの特徴
①透明度の高い海
スキューバダイビングやシュノーケリングなどが盛んです。
カヌーやグラスボート、クルージング、ジェットスキーなどを体験することもできるのも魅力。
②遠浅で穏やかな海
少し流れが速いために遊泳禁止区域となっている場所もありますが、全体的に遠浅で穏やかなので子供連れでも楽しめます。
③人が少ない穴場ビーチがある
観光客が少ない地元民の訪れるビーチは、市街地から離れていたり、くねくねとした細い道を通らないとたどり着けない・・
幻の穴場ビーチで、ひとりの時間を満喫!
④美しいサンセット
石垣島は、サンセットの美しさでも有名。
国内随一の美しい夕陽は、絶対見逃せないですね。
そこで、重要なのはお天気!
天気予報をこまめにチェックしてくださいね。
★綺麗なサンセットを見るならココで!
・南ぬ浜緑地公園
石垣市街地からも近く、夕日の美しさで有名なサザンゲートブリッジを渡ったところに位置しています。

日没の時間をチェックしてから早めに出かけて、じっくり夕日を楽しみたいところ。
可愛いノラネコたちが出迎えてくれますよ。
石垣離島ターミナルから徒歩で15~20分くらいですが、帰り道を考慮するとレンタカーがあれば便利です。
・石垣島サンセットビーチ

公式サイト石垣島サンセットビーチ【公式サイト】 (i-sb.jp)
石垣島サンセットビーチは、市街地から車で1時間。
手つかずの自然が残る、天然の美しいビーチ。
静かなビーチの割には、シャワーたトイレ、更衣室、売店などの施設が充実しているので安心。
石垣島のビーチには駐車場がないところが多いのですが、ここは駐車場も完備。
名前の如く、美しいサンセットも見てみたいですね。

・ホテル エメラルドアイル
離島ターミナルから徒歩3分という好立地にあるホテル。
ルーフトップからの夕日は見逃せないスポット。
季節によってはバーがオープンしているので、好きなドリンク片手に美しい夕日が堪能できます。
2Fのカフェ&バーは10:00ー18:00の間、500円でドリンクバーを利用できます。
宿泊者は無料。
WiFiやコンセントも無料なのでかなり便利です。
18:30ーラストまではBARタイムで、アルコール類がワンドリンク500円とお得。
穴場のおしゃれなホテルです。
名称:ホテル エメラルドアイル
所在地:石垣市美崎町7-14
電話番号:0980-82-2111
アクセス:石垣港離島ターミナルから徒歩3分
LOUNGE / ROOF TOP BAR | ホテルエメラルドアイル石垣島 (isle.okinawa)
「川平湾」

国指定の名勝で、石垣島で最も美しい景勝地。
石垣島を訪れたら絶対外せないところ。
日本唯一の黒真珠の養殖地でもあり、遊泳禁止域。
海の透明度が抜群なので、グラスボート遊覧がおすすめ。
綺麗なサンゴ礁とかわいい海の生き物たちが待っています。

運がよければウミガメに出会えることも。
所在地:石垣市字川平
アクセス:石垣市バスターミナルからバスで約40分
・川平ファーム

川平湾に行った帰りに立ち寄りたいカフェ&ショップ
パッションフルーツが有名な川平ファームは、少し高台に位置するおしゃれなお店。
川平湾が見渡せるテラスで休憩タイムはいかがでしょうか。
パッションフルーツをはじめとする新鮮なフルーツジュースがおすすめ。
パッションフルーツのジャムもお土産に買い求めたい一品です。
所在地:石垣市川平1291-63
電話番号:0980-88-2475
営業時間:10:00-18:00
石垣島 川平ファーム|パッションフルーツ専門店 (passion-jp.com)
「鍾乳洞」
八重山諸島の表玄関は、「石垣島」。
離島ターミナルから、フェリーで簡単に各島へ行くことができます。
さて、八重山諸島の中で一番の都会はどこだと思いますか?
それは、、石垣島!!
宮古島の方が、都会だと思っていた。という方が多いと思うのですが、実は石垣島なのです。
各島の住人の方々も、石垣島へ定期的に日用品の買出しにやってくるんですよ。
大型スーパーや飲食店も多く、便利で住みやすい人気の島が、ここ石垣島。
沖縄を訪れたなら、一度は行ってみたいところです。
そして石垣島のイメージといえば、美しい海!ですよね。
ダイビングなどのマリンスポーツが思い浮かぶのではないでしょうか。
ところが実は、石垣島には神秘的な鍾乳洞が多くあり、その中でも大きな鍾乳洞は3つあります。
内部は、行き届いた掃除とライトアップにより、観光客にも人気の穴場スポット。
「石垣島鍾乳洞」と「八重山鍾乳洞」は、市街地から比較的近い大きな鍾乳洞ですが、絶対行ってみたいのは、伊原間サビチ鍾乳洞。
・伊原間サビチ鍾乳洞

「伊原間サビチ鍾乳洞」は、海に抜けることができる珍しい鍾乳洞で、日本ではここだけ。

伊原間➡いばるま
沖縄の地名って、難しくて読めなものが多いですよね。
ここは、
「伊原間(いばるま)サビチ鍾乳洞」
神が宿ると言われているパワースポットです。
日本語英語では、「パワースポット」という言い方が浸透していますが、実は英語圏では、パワースポットでは通じないということをご存じですか。
スピリチャル (spiritual)な場所
という言い方をします。
石垣島は、海底隆起により出来たと言われていますが、この鍾乳洞も同じ時期に出来上がったそうです。
なんと・・
3億年以上もの太古の昔に出来上がったというからすごい!
歴史ロマンを感じずにはいられませんね。
ダイビングや海辺のリゾートのイメージが強い沖縄ですが、ここ石垣島にはこのような歴史的穴場観光スポットも存在しているんですよ。
ぜひとも一度、足を運んでみて!!
忘れられない一生の思い出になること間違いなし。
伊原間サビチ鍾乳洞までのアクセス
・新石垣空港から車で20分くらい。
・石垣市内中心部から約40分。
・離島ターミナル前のバスターミナルから発着している路線バスもありますが、本数が少ないうえ最寄りのバス停から徒歩20分もかかるので、やはりレンタカーが便利でおすすめ。
・少し時間がかかっても、海沿いを走って美しい風景を見ながらのんびりドライブをしながら行こう!
・県道206号線に、「サビチ鍾乳洞」という看板があるので目印に!
案内に従って進むと無料駐車場に到着です。
すぐそばに無料トイレもあるので安心。
入場料
鍾乳洞入り口手前にある小さな事務所で入場券を支払いましょう。
大人ひとり1250円
入場料は高い?
ここを訪れた人々の口コミの大半が、入場料が高い!です。
価値観は、人それぞれ違うのですが、何を基準にして「高い」と言っているのでしょう。
しかし、ものは考えよう。
「自分が払った入場料で、島の人々の暮らしに貢献している。」
と考えればよいのでは?
それでは、、
鍾乳洞見学へ出かけましょう!
かわいい看板猫ちゃんたちがお出迎え

かわいい~~!!

人気者のニャンズです。
入場券を販売している小さな事務所では、こんな可愛いニャンコたちが出迎えてくれます。
見ているだけで、心が癒されますね。
ここは、売店もあり、絵葉書などのお土産品が少し置いてあります。
ドリンクの自動販売機もあるので便利。
★干潮時が狙い目!!
サビチ鍾乳洞は、日本で唯一海へ抜けることができる珍しいところ。
洞窟のような鍾乳洞を抜けると、パーッと視界がひらけ、美しい海が見えます。
干潮時には砂浜を歩くことができるので、事前に気象庁の潮位表を調べるか、又は直接サビチ鍾乳洞へ電話をかけて状況を聞いてから出かけると時間のロスがありません。
気象庁 | 潮汐・海面水位のデータ 潮位表 石垣(ISHIGAKI) (jma.go.jp)
名称:伊原間サビチ洞(サビチ鍾乳洞)
営業時間:9:00-18:00 年中無休
住所:沖縄県石垣市伊原間バンナ185-44
電話番号:0980-89-2121
入場料:大人1250円 子供(4歳~中学生)600円
予約:不要
トイレ:あり(無料)
カフェやレストランなど休憩所:なし
★あると便利な持ち物リスト
・ビーチサンダル
洞窟内は、湿度があり地面も湿っているのでサンダルがあると便利です。
入場券売り場でも、予備があれば貸してくれます。(有料)
・タオル
洞窟内の天井からも水滴が垂れてくるので、タオルがあるといいですね。
また、海岸へ出て砂浜を歩いたあとも、あれば便利。
鍾乳洞入り口
緑豊かな南国独特の草花が生い茂る入り口付近から、行く手に暗闇が広がる鍾乳洞へと進んでみましょう。
ドキドキワクワク!!

洞窟内には、コウモリが住んでいるので、よーく天井を見上げると見つかるかもしれませんよ。
また、入ってすぐ左側には池があり、そこには鯉や巨大ウナギが2匹生息しているとの情報が・・
未だ、見たことがありませんけど、暗い池の底で生きているのでしょうか。

中はライトアップされていますが、ほんのり薄暗い灯です。
湿度もあり、生暖かい温度。
巨大な「氷柱」のように見えるものも、元々は「サンゴ礁」。
石垣島の鍾乳洞は、太古の昔に海底にできていたサンゴ礁が、長い歳月をかけて隆起して生まれた貴重なものです。
沖縄本土の鍾乳洞と比べると、成長が早いことでも知られていますが、二酸化炭素の発生量が多いのもその理由のひとつだそう。
「ナイアガラの滝」「パルテノン神殿」「スフィンクス」など、命名された名前も楽しみながら、滑らないようゆっくり進みましょう。
一般的な鍾乳洞には見られない工芸品等を展示しているスペースがあるのもサビチ鍾乳洞の特徴。
美術品やジーシガーミという骨壺をはじめ、スーチキガミーという豚肉の塩漬けや、泡盛を熟成させている八重山焼の壺なども置かれていて、なかなか興味深いところです。
洞窟内を抜けると・・・
パーッと海がひらけました~!
突き当りの道が、二手に分かれています。
まずは、右手に進みましょう。

小さな階段を上り下りすると、砂浜に降りることができます。(干潮時のみ)
前方に見えるのが、「カメの岩」と呼ばれるパワースポット!!
ぜひ、お願い事をしてくださいね。

鍾乳洞の先に、こんなにキレイな海岸があるなんて想像もつきませんでした。
あー、、
時間が止まる・・
ここは、まだまだ観光客も少ないので、ゆっくり過ごすことができるので、まさに穴場スポット。
石垣島の優しい人々や、ゆったり流れる時間、美しい海や植物、夕陽や満点の星などなど・・
都会の雑踏を離れて、住み着いてしまう人が多いのもうなづけます。
さあ、それでは、来た道を戻り、先ほどの二股にわかれた場所へ移動です。
次は、反対側の階段を登ってビーチへ進みましょう。
少し階段を登って、ビーチまでお散歩です。

こんな海岸に出てきました~!
ただし石垣島のビーチはあまり泳ぐところがありません。
一気に深くなったり、遠浅がずーっとつづく海岸だったりと、遊泳禁止区域が多いので注意が必要です。
お天気次第ではありますが、晴天だと・・
目を奪われるほど美しいエメラルドグリーンの海が広がっていますよ。
貝殻もたくさん落ちているので、素敵な貝殻探しも楽しいかも。
あとがき


ダイビングをはじめとする、美しい海のリゾートのイメージが定着している石垣島ですが、実は他にもこんなに素敵なスポットもあるのです。
今回は、「場所」にスポットをあててみましたが、他にも「グルメ」や「宿泊」「キャンプ」などなど、見どころが多い石垣島。
ぜひ一度出かけてみてはいかがですか。
きっと、素敵な思い出になることでしょう。
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