政府が「外国人労働者受け入れ」と言う名の移民政策を進めようとしていますが、果たして成功するのでしょうか?
日本の移民受け入れは成功しない
日本の移民政策は成功しないと思います。理由は2つあります。
「労働条件の悪さ」と「ITの遅れ」などから魅力がないからです。
或いは、韓国のように「自国で就職できないから日本で就職する」と言う例もあります。

労働環境の悪さ
「karoshi」カロウシという英語ができるほど日本の労働環境は悪いと言われています。給料は安いのにタダ残業は当たり前という事も珍しくはありません。体育会系の無理難題を押し付けるやり方が、まかり通っている会社もかなりあります。

努力の量は多いけど見返りはものすごく少ない。おまけにこんな事をやっていることを誇らしげに言う人物までいます。
日本人ですら劣悪だと感じるような所に、外国人がやって来たらどうなるでしょうか?まず、働きたいと思う人はいないと思います。
IT分野整備の遅れ
IT分野においては東南アジアの方がはるかに進んでいると言われています。最近、東南アジアなどにIT留学する例もみられるようになりました。実際に現地のサイトなどを見てみると、日本のサイトと大差ないですよね。おまけにデリバリーサービスなどはかなり充実しています。

そういえば、肉体労働や福祉分野や接客業務などでアジア系の外国人を見かける事は多くなりました。しかし、IT系ではほとんど見ませんよね。
自国より遅れたIT後進国日本に来て、労働するメリットはあるのでしょうか?
自国で就職出来ないから日本に来るという例
自国で就職口がないために日本に来るという例があります。半年前の韓国が典型的な物です。
韓国は新型コロナ拡大前から「就職氷河期」と言われていましたよね。それで、日本に就職しようと説明会に若者が押しかけていました。「未来の徴用工」とまで言われています。

韓国の場合、就職の際に求められるスキルが高すぎるという問題もありました。それに比べると低スキルでも日本企業に受かるわけです。さらに韓国で就職する場合は高度な外国語力も求められます。「外国語力」と言う面でも韓国外で就職するのと大差ないです。日本で就職する方がはるかに簡単と考えるのは自然なことかもしれません。
今は、韓国の企業の方が待遇は良いと言われています。なので高スペックなら韓国で就職する方がはるかに良い生活ができます。高スペックな韓国人は日本に来る必要は全くないのです。
一方、低スペックなら仕方がないかもしれません。
しかし、新型コロナの感染拡大で日本でも就職口が少なくなってしまいました。こうなると、外国である日本で就職する事は困難になりますね。
ちょっと厳しいかもしれませんが、自国で就職するよう努力して欲しいですね。
もちろん、自国で就職できないような人たちが来るわけですから、日本企業は優秀な人材は取れないという事になります。
これでは、「外国人労働者の増加」と言う名の移民政策を進めようとする経団連も日本政府も本末転倒ですね。